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東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 磯貝・江前・齋藤・竹内研究室

研究紹介

ペーパーデバイス

超効率バイオアッセイシステムの開発 

通常のバイオアッセイでは、菌の選択、培地の選択と滅菌処理、胞子の植え付け、抽出と成長量測定など一連の流れがあり、それぞれの操作が独立して手作業で行われるのが、膨大な試験回数と時間、労力を要する。これら一連の操作を連続的に行うかのような自動化システム構築を進めることにより、発芽や成長条件の因子の設定や水準数の設定における通常の限界を大きく超えることができ、最適条件を見誤る危険性を排除できる。

培地を大面積のシート型(A4判の"紙")とし、インクジェット印刷方式でpHや培地の栄養成分量を打ち分けて、1枚のシート内に多数の異なった生育環境を生成させるこが可能となる。シート形状の培地を滅菌処理し、クリーンベンチ内にインクジェット装置を置き、細胞分散液、pH調整用の塩類、栄養成分となる塩類、セルロース、タンパク質等の基質類を複数のヘッドから吐出する。

胞子等を植え付けた培地シートをインクジェット装置とは別のインキュベータに移し、菌類の成長量調査を行う。顕微鏡型のデジタルカメラを導入し、逐次撮影する。

非可食性糖質であるセルロースからのバイオエタノール製造に当たって、醗酵効率を短時間のうちに調べることができるので、効率よく菌のスクリーニング、糖化酵素の単離が可能となる。その他あらゆる分野のバイオアッセイに有用な装置となることが期待される。

インクジェット印刷技術を用いて胞子分散液を吐出するシステム

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